過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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858:977[saga]
2011/04/06(水) 21:22:57.57 ID:yItfY7+DO



「幻想殺しも手中に納まり、遠回りだったプランの軌道修正が完了で、終盤に差し掛かった。
寧ろ漸く下準備を整えた、といった所だろう」

「……ほう。第0位の消滅もプラン通りなのかね?」

「何を言っているんだエイワス。彼なら……」



シュン、と。
出入り口が皆無な空間に新たな影。
『空間移動』を引き起こして、侵入する者。

ツンツン頭。
光を宿さない虚ろな瞳。
黒いズボンにスニーカー。
シャツの上に学ランを羽織り。
身に包む何の変哲も無い制服。
しかし、右肩から先は無くなっていた。












―――第0位。













「彼は二回『神の力』を発動させた。一回と規定有るにも拘わらず。何故? 答えは容易い。
それが―――発動条件に起因しているからさ」



目を配らせ、視線だけで第0位を促す。
得心した彼は、一度頷き―――右腕を生やした。



「まだ期間にしては迅速だが、幻想殺しが戻ったのなら丁度良い。プランが進行次第、余興の幕を開けようではないか」



アレイスターは画面に映る一方通行を視界に入れ、次に上条当麻を。


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