過去ログ - ふと思いついた小ネタ(タイトル含む)を書き込むスレ7
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106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/15(火) 03:14:03.65 ID:tYPNGJfno


 「……はーまづらあ」

 突然後ろから聞こえた声。
 彼が振り返ると、短い橋の向こうに、血まみれの麦野沈利が立っていた。

 「さ、スクールに逆襲開始。さっさとコッチに滝壺連れてきてくんない?」

 「む、麦野! お前大丈夫なのかよ! その血は……!?」

 「ああ、コレは私のじゃないわ。ふふ、そうそう、アイツ……フレンダね、
  何かスクールにビビって裏切ったみたいなのよねー。馬鹿な奴」

 血。返り血。
 ドス黒い血液で服を汚した超能力者は、まるで世間話でもするかの様に、告げる。

 「さっくり粛清しておいたわ」

 粛清。殺した。殺されたのだ。あの血はフレンダのものだ。
 逃げなければ。逃がさなければ。黄泉川あたりに預けておけば良かった。
 気を失った滝壺理后を抱き抱え、浜面仕上は歯噛みする。
 どうする。どうする。焦燥と恐怖に呑み込まれそうだった。




 「 粛清? 誰を? 」


 「 結局、学園都市の第四位程度で私を殺せると思った訳? 麦野 」




 凛とした女の声が響く。麦野沈利が目を見開いたのが分かった。

 ーー魔術師。
 超能力者<レベル5>と対峙する、見知った顔のこの金髪の少女を、
 そう呼ぶのだと、浜面仕上はこの時まだ、知らない。



逆襲のフレンダ。フレンダ魔術師説で誰か書いてくんねぇかな。
たまには麦野スキーじゃないフレンダもアリだと思うの。
でもってたまには麦野にやり返しちゃうのもアリだと思うの。


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