過去ログ - 上条「…ディアボロ?」7
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393:おまけ特別編:とある余談の貯古齢糖 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/14(月) 21:37:09.29 ID:xGjJaIpI0

浜面「つーか何、この違い、この格差」
浜面「アイツはイケメンで『超能力者』で彼女持ちでしかもラヴラヴで」
浜面「俺はそんな日に、こんな所でウダウダしてて…おまけに戦果はゼロと来た…」
浜面「何?この不条理…あーアイツ殺したい…つーか俺が死にたい…」

絹旗「あの馬鹿ップルも超ウゼーですけど、今の浜面も変わらず超ウゼーです」
絹旗「辛気臭い空気出さないでください。カビが生えそうです」

甘い空気に当てられて、すっかり意気消沈した浜面は、
机の上に顔を突っ伏して生ける屍状態になっている。
そんな浜面に、毒づきながらも絹旗は…

絹旗「(――――超しょうがないです…)」
絹旗「(哀れな負け犬の浜面に、慈悲深い私が恵んでやります…)」

そう、心の中で呟くと、ソファーのクッションの下に隠してあった、
絹旗特製の手作りチョコレートを、こっそりとバレない様に取り出す。
上ではあんな事を言っているが、浜面の為に昨日丸一日を費やして、
試行錯誤を何度も何度も繰り返して作ったのは内緒だ。

絹旗「さーて、浜面。そんな超哀れな浜面の為に私が――――」
滝壺「やほー…はまづら、遊びに来た」

絹旗がそういって浜面にチョコをプレゼントしようとした時、
ドアを開けて入って来たのは滝壺理后である。

同じ『暗部』に属しながら、かつては『カモッラ』とは敵対関係にあった彼女だが、
話せば長い紆余曲折を経て、今では彼らと共闘関係にある。

浜面「ああ――――滝壺か…悪ィ…今の俺は元気が…」
滝壺「そんなはまづらに、はい」

そう言って滝壺が差し出して来たのは、
赤の包装紙に、ピンクのリボンが掛った…

浜面「え―――――?滝壺?まさか…それ?」
滝壺「はっぴーばれんたいん、はまづら」ニコッ

やはり滝壺の手作りチョコレートである。
これには浜面も思わず仰天、目を剥いて…

浜面「―――――うぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
浜面「神様仏様滝壺様ッ!うぉぉぉぉぉ感激だぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
滝壺「よしよし、はまづら…良い子良い子…」



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