400:おまけ特別編:とある余談の貯古齢糖 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/14(月) 21:56:19.48 ID:xGjJaIpI0
ジョルノ「あ、タキツボさん…来てたんですか」
ジョルノ「丁度良かった…お土産があるんですよ」
そう言って、浜面、絹旗、滝壺が見つめる中、
左手に下げた大きな紙袋を、ジョルノは翳して見せた。
出かけた時には、何も持っていなかった筈だが…
浜面「ジョルノ…?それは?」
ジョルノ「ああ、これですね。チョコラートですよ」
ジョルノ「英語で言えばチョコレートですか?」
ジョルノ「たくさんあるんです。皆さんにおすそわけしようと思いまして」
そう言ってジョルノは紙袋の中を一同に見せた。
そこに入っていたのは夥しい量の、包装も種類の千差万別のチョコレートの山だ。
一体、幾つ入っているのだろうか。
ジョルノ「いやですね。訪れたどの下部組織でも女性の方が僕にぜひってくれるモノですから…」
ジョルノ「こんなにチョコレートばかり貰ったって、食べきれないし、ゴミになるだけなのに…」
ジョルノ「あ、シアゲ、貴方もどうです?お一つ差し上げましょうか?」
そう言ってジョルノは浜面に適当な一個を投げてよこした。
―――まるでいらないお歳暮のおすそわけでもする様な気軽さだが
―――聡明なこの輝ける少年も女心にだけは鈍く出来ている様だ
絹旗「――――女心を超無下にするヤツとか超死ねばいいのに…」
滝壺「――――ジョルノくん…最低」
浜面「――――スマン、ジョルノ…今回ばかりは弁護できねぇ…」
ジョルノ「え!?皆さん、いきなりどうしたんですか!?」
一同の冷たい態度に、本当に何が何だか解らないと言った調子で、
ジョルノ=ジョバーナは首を傾げた。
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