608:『究極生物編』:第5話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/15(火) 21:13:17.12 ID:8GXP6+Za0
御坂「――――ありがとう。少しはマシになったわ…」
ジャイロ「そうかい。で!何があったんだ?」
ジャイロ「お前がこんな時間に…俺の所に一人で来るなんて…」
ジャイロ「『よっぽどの事』があったんだろう?」
『つつみ隠さず話してみな』と、ジャイロは表情で御坂へと言う。
『ツェペリ一族』は『感傷』と無縁でなくてはならない、
と言っても、ジャイロはまだ若いし、なにより、彼は本来面倒見も良く、
義侠心も、正義の心もある好漢であるし、
ジャイロ「(―――仮にも弟子の悩みは師匠が聞いてやらんとな〜〜)」
そういう事である。
酒が入って、実際に多少口に回る様になったのか…
御坂「―――本来、外部の人間であるアンタに、こんな事を話すのは…」
御坂「正直、いけない事なんじゃないかとも思う…でも…」
御坂「『こんな事』を…相談できる相手なんて…アンタしか思いつかなかった…」
そう言って、御坂はポツリポツリと、
今日、彼女が経験し、知った事を…
『絶対能力進化』と『シスターズ』。
そして対峙し、足元にも及ばなかった『敵』、『一方通行』について、
御坂美琴は『師父』たるジャイロ=ツェペリへと話し始めた。
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