過去ログ - 上条「…ディアボロ?」7
1- 20
897:『究極生物編』:第6話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/17(木) 00:10:11.42 ID:Ljm0z90Z0

ジョルノ「しかし…敵もいずれ『下水道』のルートに気づくでしょう」
垣根「くれーし、くせーし、せめーしであんまり早くに進めないのが難点だな」
垣根「まぁ…敵さんが気付くまではまだ間があるだろ」
垣根「あっちじゃ『アジト』ごと吹っ飛んだ御味方のせいで今はそれどころじゃねーだろうしな」

ジョルノの手の内にある端末に表示された『地図』を頼りに、一行は目的地を目指して歩き続ける。
『学園都市』の地下の下水道網は中々に複雑で、精確な『地図』か案内人でも居なければ、
一度迷えば出て来ることの叶わぬ『闇の迷路』だ。

敵の追跡を想定して、敢えてグチャグチャの遠回りする様なルートを辿っているが、
この『逃走経路』ならば、例え敵が気付いたとしても、追跡すのには随分と手間取る筈…だ。

ジョルノ「………」
垣根「ん?ジョルノどうした?」

不意に、先導役のジョルノが、
下水道の天井のある一点を鷹の様な鋭い目で見つめたかと思うと、

ジョルノ「『ゴールド=エクスペリエンス』ッ!」

突然に『スタンド』を顕現させて、その天井の『ある部分』を、
『スタンド』の拳で殴り抜いた。すると―――

ジョルノ「―――テートク。先を急いだ方が良さそうです」
垣根「どうしたジョルノ…ってオイ…こりゃぁ…」

ジョルノは『スタンド』の拳で『何か』を殴り抜いた後、
その『何か』を掴み取っていた様だ。それは天井に止まっていたらしい一頭の蝙蝠で…
殴り潰されてグシャグシャになった肉体の随所から、『機械』の金属光沢が覗いていた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/320.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice