過去ログ - 侍「俺には斬ることしかできない」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/13(日) 02:12:43.23 ID:qmZGCphDo
僧侶「そんなの私の勝手っすよ。それよりお侍さん、どこに行くおつもり?」

侍「この村を出るつもりだ」

僧侶「ほほう、こんなか弱い女の子を一人置いて、行ってしまうんすか?」

侍「一人で森に行くような奴がか弱いわけないだろう」

僧侶「それでも、酷いっすよ……」ウルウル

侍「……なんだその目は」

僧侶「え? なんすか?」

侍(小動物のような目……まるで猫みたいだ)

僧侶「どうしたっすか?」

侍「いや、なんでもない。それでも、俺は行く」

僧侶「ついていっていいっすか?」

侍「駄目だ。安静にしてろ」

僧侶「えー! 酷いっす!」

侍「じゃあな、またどこかで会ったら、声でもかけてくれ」

スタスタ

……スタスタ

侍「……」スタスタ

僧侶「……」スタスタ

侍「……おい」


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