過去ログ - 番外個体「学校に行ってみたいなぁ……」 冥土帰し「よし任せろ」
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918:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:35:05.49 ID:x26sOFzPo
番外「ゲコ太は変じゃない!」

一方「変だろ」

番外「何で分からないの!?」
以下略



919:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:36:16.56 ID:x26sOFzPo
一方「意外と中は広いンだな」

 大の大人が5、6人座ってもまだ余裕が残るような大きなゴンドラ。

 一方通行は長椅子の隅っこに腰掛ける。ずっと歩きっ放しなのが堪えたのか、大切な杖も放り投げて、今にも寝転びそうだ。
以下略



920:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:37:18.51 ID:x26sOFzPo
番外「あぁ〜、疲れたぁ」

一方「俺はもっと疲れたわ」

番外「結局、最後までみんなと合流できなかったね」
以下略



921:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:38:54.79 ID:x26sOFzPo
番外「ほら、あれは最初に乗ったやつじゃない?」

一方「あァ?ありゃァ、メリーゴーランドか」

番外「へぇ〜、暗くなると、みんな明るくなるんだ」
以下略



922:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)[sage]
2011/03/20(日) 23:41:46.35 ID:x5YE2kTO0
画面みながらニヤニヤしてる俺がいる

周りからみたらただの変態じゃないか・・・


923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:41:48.05 ID:x26sOFzPo
 あれ? 昨日の夜はもっとふたりっきりじゃなかったっけ?

 昨日の夜は同じ布団で寝たんだよね? あの人の布団で、ミサカは確かに寝た。それも一緒に。

番外「あわわわわ……」
以下略



924:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:42:22.22 ID:x26sOFzPo
 恥ずかしい。なんで?

 ぎゅってして貰った時、ミサカは恥ずかしかったの?

 ――違う、嬉しかった。安心した。
以下略



925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:43:51.25 ID:x26sOFzPo
一方「顔が赤いぞ。熱でもあるのか?もしかして、また風邪ひいちまったのかァ?」

 一方通行は飽きれたような顔でミサカのおでこに手を伸ばしてくる。表情には出ていないが、きっと心配してくれているんだろうな。
だって、ミサカがインフルエンザにかかった朝、慌てふためく一方通行の顔を、ぼんやりとだけど覚えているから。

以下略



926:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:45:24.10 ID:x26sOFzPo
 『来ないでっ!』

 その一言が、ミサカの中で何度も反響する。何度も何度も、こだまのように。

 一方通行の顔は見えない。見れるはずがない。ミサカはただ俯くだけ。
以下略



927:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:47:12.96 ID:x26sOFzPo
 そうだ、こんな時はミサカネットワークだ。9000人以上の妹達なら何かいいアドバイスが貰えるかもしれない。

 でも、何を言われるか分からないから、肝心の中身は伏せておこう。一方通行と一緒に観覧車なんて知ったらどんな扱いを受けるか。そんなことは考えるまでもない。

 ――あれ?うんともすんとも返事が無い。これはおかしいぞ?
以下略



928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:49:14.03 ID:x26sOFzPo
 ミサカはその違和感を何度も感じていたんだ。だけど、それを特段変わった事だと認識できていなかった。
それ以上に、ミサカの心は満ち足りていたから。

 今思い出せるだけで2回ある。1回は昨日一緒に寝たとき。2回目はお昼にミサカがバテた時。
 
以下略



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