過去ログ - 番外個体「学校に行ってみたいなぁ……」 冥土帰し「よし任せろ」
1- 20
927:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:47:12.96 ID:x26sOFzPo
 そうだ、こんな時はミサカネットワークだ。9000人以上の妹達なら何かいいアドバイスが貰えるかもしれない。

 でも、何を言われるか分からないから、肝心の中身は伏せておこう。一方通行と一緒に観覧車なんて知ったらどんな扱いを受けるか。そんなことは考えるまでもない。

 ――あれ?うんともすんとも返事が無い。これはおかしいぞ?
以下略



928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:49:14.03 ID:x26sOFzPo
 ミサカはその違和感を何度も感じていたんだ。だけど、それを特段変わった事だと認識できていなかった。
それ以上に、ミサカの心は満ち足りていたから。

 今思い出せるだけで2回ある。1回は昨日一緒に寝たとき。2回目はお昼にミサカがバテた時。
 
以下略



929:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:51:05.10 ID:x26sOFzPo
 ミサカの考え出した予想はふたつ。

 ひとつめ、ミサカがネットワークに接続できていないでいる。

 ふたつめ、全ての妹達から負の感情が湧き出ていない。尚且つ、みさかちゃんねるは鯖落ち中である。
以下略



930:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:53:28.00 ID:x26sOFzPo
番外「あちゃー……」

 思わず、ミサカの口から溜息がこぼれる。

一方「本当にどうかしたのかァ?いつにも増して変だぞ」
以下略



931:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:54:47.72 ID:x26sOFzPo
 一方通行はそんなミサカを無視しておでこに手を当ててくる。まだ熱のせいだと気にしてるらしい。

番外「〜〜っ!」

 心臓が激しく暴れ狂う。頭が回ってどこにいるのか、何をしているのか分からない。これは昨日の卓球の時と同じ、いやそれ以上だ。
以下略



932:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/03/20(日) 23:54:57.76 ID:cKu1fB050
支援



933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:56:32.55 ID:x26sOFzPo
一方「何だ、熱はねェみ――!?」

 気付いた時には、ミサカは一方通行の胸に飛び込んでいた。ゴンドラがギシギシと揺れる。
正直、あのふたりを見ていられなかった。赤の他人なのに、何故か心に突きつけられた気がしたんだ。

以下略



934:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/20(日) 23:59:20.21 ID:x26sOFzPo
番外「ミサカだって知らない!ミサカだって知りたい!何でこんなにモヤモヤしなきゃいけないの!?何でこんなに胸が痛いの!?」

 これが、今のミサカにできる精一杯のアンサー。

 その叫びにたた呆然とする一方通行の肩をミサカは力いっぱい掴む。この正体不明の感情から逃げるように……。
以下略



935:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/21(月) 00:00:28.74 ID:6YXDkjgoo
番外「あっ……」

 それでも一方通行は気にせず、

一方「そろそろ起きてくンねェと困るンだが……」
以下略



936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/21(月) 00:01:52.95 ID:6YXDkjgoo
番外「ミサカだって何でこうなったのか分からないよ……」

 ミサカの腕が一方通行の肩から背中に回る。そして、そのまま一方通行の胸に顔を埋める。

番外「ねぇ、ミサカだけして、あなたからはしてくれないの?」
以下略



1002Res/600.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice