過去ログ - 花山「ありゃア・・・惣流・・・・・・・・・安価頼むぜ・・・」
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赤いイヤーカフ
2011/06/11(土) 21:34:53.11 ID:eSPUNIEt0
午後9時20分
トウジ「あああ! ごっつめんどくさい!」
アカネ「なにがぁ?」
トウジ「課題やカダイ・・・この前のテストで赤点とったからやれっつわれたんや」フハーッ
アカネ「赤点ってなぁに?」ヘラッ
トウジ「今のお前には関係ないわ! 黙っとれ!;」
アカネ「なによぅ・・・怒んなくったっていいじゃん」ムッ
トウジ「進級掛かっとんねん!;」
アカネ「・・・・・・・・・よくわかんないけど、だったら自分の部屋で勉強すればいいじゃない」フンス!
スタスタ・・・ ガチャ・・・ バタン
ボフッ
アカネ「はぁ・・・」
やる事が無い鈴原アカネは自分の部屋のベッドに倒れ込んだ。
アカネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
やる事が本当に無い。
この時期は中高生ならば定期テストシーズンなのだが、彼女はまだ小学4年生、それも進学校生徒でも無く、普通一般的な小学校の生徒だ。
定期テストの結果などは殆ど関係無く進学出来る。
赤点による追試・補習課題などとも無縁。
今日、彼女の保護者は帰らない。
今日も職場に泊まり込みだろう。
アカネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
腕を顎の下で交差させて、の目の前の枕を見つめる。
アカネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しばらくボーッとする。
アカネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
彼女は目を閉じ、初めてバキと出会った時を思い返した。
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