過去ログ - 滝壺「大丈夫。私が、あくせらを守ってみせるから」一方通行「……」
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12: ◆L7wBXlR/tc[sage]
2011/02/15(火) 19:19:49.75 ID:1l+MHF0DO


 ほぼ同時に教室を出た二人は、そのまま学校を出るのもほぼ同時になった。

 一方通行が、後ろについてきている滝壺を完全無視しつつそのまま寮の方へ向かおうとすると、前方に見知った顔を見つけた。

??「よお色男。女の子はべらせながらもう下校か? まだまだ今日は始まったばかりだぜ」

一方通行「うるせェよホスト崩れのメルヘン野郎。てめェこそとっくに登校時間はすぎてるはずなンだがなァ」

 そこに居たのは、一方通行と同じ長点上機学園の生徒で、さらに一方通行と同じ超能力者《レベル5》の一人、垣根帝督と、

??「垣根にだってメルヘンな自覚はあるから、それは悪口にはならないよ。ね、垣根?」

垣根「オイ、フォローになってねぇぞコラ。つーか俺の首絞める気満々だな。お前はどっちの味方だ」

 垣根といつもツルんでいる少年だった。(一方通行は、彼の名前を知らない。とくに興味もなかった)

垣根「初めましてお嬢さん。俺は、この細くて白いのと同じ、超能力者の一人垣根帝督って言うんだ。君の名前はなんだい?」

 垣根が、まるでホスト崩れのような口調で滝壺に話かける。しかし滝壺は、垣根のことなど目に入っていないのか、明後日の方向を見てぼけーとしている。


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