過去ログ - 滝壺「大丈夫。私が、あくせらを守ってみせるから」一方通行「……」
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◆L7wBXlR/tc
[sage]
2011/02/15(火) 18:49:19.60 ID:1l+MHF0DO
時は、四月の終わり。学園都市に住むほとんどの学生は、新しい学校または新しいクラスに少しずつ慣れを感じ始め、さらに落ち着きも覚えるこの時期に。
一方通行「どうなってンだよ、こりゃあ……」
その学園都市のほとんどの学生、という括りから外れている少年の内の一人、一方通行《アクセラレータ》は彼にしては珍しく戸惑っていた。
彼は、他の学生とは違い、クラス替えなどをすることはない。『力』が目覚めた時からずっと、色々な研究所を転々とし、現在は長点上機学園に落ち着いている。もうこの学校に来て三年くらい経つであろうか。まだ一度もこの教室から移動になったことはない。
よって、教室を間違えたという事はありえない。しかし、彼にはそれ以外の理由で目の前の光景を説明することはできなかった。
もう一度、彼はその特有の赤目で、自身の教室を見渡した。そこには、自分の机がある。それは問題ない。別に壁になにかがある訳でもない。むしろなにもない。いつも通りの殺風景である。
しかし、……なぜ、なぜ。
――その机の隣に、もう一つ机が置かれているのであろうか。
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