過去ログ - 滝壺「大丈夫。私が、あくせらを守ってみせるから」一方通行「……」
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7: ◆L7wBXlR/tc[sage]
2011/02/15(火) 18:58:26.25 ID:1l+MHF0DO


一方通行「待て待て待て待て!! おかしいだろォ!? 転入生? なンだよそれ聞いてねェぞ!?」

芳川「あら? そんなに取り乱すほどおかしいかしらね? 四月からちょっと遅れて来る転入生、なんて定番じゃない?」

一方通行「どこの世界の定番だ!! 漫画の読みすぎじゃないンですかァ!?」

芳川「だって面白いんだもの」

一方通行「……一つだけ確認しておくが、てめェやっぱり来るとこ間違えてンじゃねェか? それかてめェの頭がイカれたかだなァ。ここに、よりによってこのクラスに、転入生なンか来るはずがねェだろうが」

芳川「残念ながら、間違いはないわね。私の頭も大丈夫よ。じゃあ、さっそく転入生に入って来てもらうわよ?」

一方通行「軽くあしらうンじゃねェェェ!! しかもすでにそこにいンのかよ!?」

芳川「滝壺、入ってちょうだい」

 ガラガラ、と教室の扉が開く。そして、一人の少女が入ってきた。

 肩の辺りで切りそろえられた黒髪に、ピンクのジャージを着ている。どこかぼけーとしている、脱力系というか電波系とでも言うような少女だ。

芳川「じゃあ、まずは自己招待でもして貰おうかしら」

滝壺「私の名前は滝壺理后。よろしくね、えっと、あくせら?」

一方通行「誰があくせらだ略すンじゃねェよコラ。つーかよォ展開が急すぎてついていけねェンだが」

 滝壺の一方通行な自己紹介に、一方通行は頭を抱えたのであった。


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