29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/22(火) 23:04:58.57 ID:ppmuFIoTo
彼女は今、私の部屋で読書をしている。
昼日中に界隈を出歩いて、二人でいるところを学校関係者に見られるとことだからという理由で、会いたくなったら彼女が私の家に来る。という約束が出来ていた。
それは仕方のないことだし、いい。けれど、こうして恋人の家にやって来て、一人で本を読んでいるというのはどんな神経をしてるんだろう。
クールなのもいいけど、もうちょっと恋人らしい時間の過ごし方ってのがあるのじゃないか、と思う。
さわ子「和ちゃん。」
眼鏡をかけた横顔を見ながら、名前を呼んでみる。
和「はい?」
和ちゃんは本を置くこともせず、こちらに顔だけ向ける。悔しいけどかわいい。
さわ子「むう。」
私はこの不満をぶつけるべく、思いっきり彼女の顔を睨みつけてみた。
さあ、どうだ。
和「あの、先生。顔が近いんですけど。」
さわ子「……。」
和「先生?」
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