過去ログ - 9982号「あなたがミサカの…お姉様…?」 美琴「えっ…」
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◆k6RW/3k7XQ
[sage]
2011/07/14(木) 22:37:24.27 ID:TpMXg8ESO
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打ち「ま、まって…!!ってミサカはミサカは呼び止めてみる!!」
何を言えばいいかなんて考えている暇は無かった。
打ち止めは歩き出そうとする9982号を呼び止め、心配そうな顔をしながら言った。
打ち「元気で…ね、ってミサカはミサカはにっこりしてみる…!!」
9982「ミサカはいつだって元気ですよ、それじゃ」
9982号は優しく微笑みかけ、打ち止めに手を振りながら走っていく。
打ち止めも小さな腕をいっぱいいっぱいに振って9982号を見送る。
そして打ち止めは家の方向へとUターンしようとしたが、
ガン!!と視界の隅っこで、9982号が電柱に激突しているのが見えた。
打ち止めは9982号が額を抑え涙目になりながらヨタヨタ帰って行くのを苦笑して再び見送ると、
今度こそとUターンして一歩踏み出した。
ちなみに、あのあと9982号は時計を確認するや否や、用事があると言って慌てて店から出ていった。
打ち止めはそれを引き留め、さっきの場面に至るというわけだった。
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