過去ログ - 9982号「あなたがミサカの…お姉様…?」 美琴「えっ…」
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21: ◆k6RW/3k7XQ[sage]
2011/02/20(日) 16:16:53.84 ID:2/wTpJVL0


一方通行が手を放した瞬間、打ち止めが掴んでいるにもかかわらずビニール袋がドサッと地面に落ちた。


打ち止め「ミ、ミサカだって…とりゃー!!うにょー!!おりゃー!!ってミサカはミサカは…このビニール袋を…!!」


打ち止めはなんとか持ち上げようとするが、まったく動かない。

一方通行はそれを冷ややかな目で見つめていた。


一方通行「……いや、無理だろ」


打ち止め「むーりーじゃーなーいーのぉぉぉー!!ってミサカはミサカはふんばってみる!!」


打ち止めはそれでもなお粘っていたが、
見かねた一方通行が地面についたビニール袋を持ち上げた。


一方通行「ったく、ひきずられてもらっても困るからな」

打ち止め「うぅ…」

よほど悔しかったのか、しょんぼりする打ち止め。

それを見た一方通行は頭を無造作にかきながら、

一方通行「お前がちったァ役に立つようになったら、今までの分も含め、きっちり借り返してもらうからな。覚悟しとけよ」

と言って歩き出した。

打ち止めも少し一方通行の背中を見つめたのち、

打ち止め「……うん!ってミサカはミサカは大きくなる決意をしてみるー!!」

と笑顔で言い、歩き出した。


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