過去ログ - 一方通行「…………お前なンか、大嫌いだ」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 23:00:55.45 ID:ulHM7rEJ0

土御門「いや、付き合ってる割には、この程度も知らなかったのかと思ってな」

一方通行「それ、は……っ」

土御門「じゃあ、スクールが学園都市理事長との直接交渉権を狙っている、という事も知らないんだろうな」

一方通行「だから、それがどォしたってンだよ……っ!」

一方通行「そンなの……そンなの、俺たちだって一緒じゃねェか!」キッ

土御門「確かに、たまたま付き合ってるのが暗部同士だってのなら良かったんだがな」

一方通行「どォいう意味だ?」

土御門「垣根帝督がオマエに近づいたのは、偶然でも運命とやらでもない」

土御門「全部アイツが狙っていた、という事だ。もはや形骸化している学園都市第一位の特権をな」

一方通行「アイツはそンな奴じゃねェ!だって、アイツは……!」

土御門「……学園都市第一位はとんだ恋愛脳になってしまったようだな」ハァ

一方通行「恋愛脳……?」

土御門「思い出せ、一方通行。オマエと垣根帝督との出会いに不審な点は無かったか?」

土御門「急に態度を変えたような事は?ある時期から『偶然』出会う事が多くなったような事は?」

土御門「わざと迫って意識させるような言動はあったか?そういった事について心当たりはあるか?」

土御門「……オマエだって、全く疑問に思わなかったわけじゃないだろう」

一方通行「それ、は……」

一方通行(確かに、アイツが急に優しくなったのがそもそもの始まりだった……)

一方通行(他にも土御門が言う事が当てはまる点はいくつもある……)

一方通行「で、でも……」

土御門「少しでも当てはまる部分があったなら、それはつまりそういう事だ。一方通行」

一方通行「…………」

土御門「……オマエがどうするかは自由だ。俺の忠告を無視するのもな」

土御門「だが、俺が言った事はおそらく事実だ」

一方通行「…………っ」

土御門「……俺だって、オマエが弄ばれて傷つく姿を見たいわけじゃないんだぜい?」ナデナデ

土御門「どうするべきか、冷静になって考えてみるんだにゃー」

一方通行「……………」

土御門(……反応は無し、か。無理もない。急にこんな事を言われたんじゃ混乱するだろうしな)

土御門(だが、俺としても…グループとしても「一方通行」を、「学園都市第一位」をみすみすスクールに渡すわけにはい

かない)

土御門「オマエが傷つかないうちに、早く別れるのが正解だと俺は思うぜよ」

土御門(だから、間違っても垣根についていこうとするなよ、一方通行)

一方通行「…………」

土御門「はぁ……授業までには教室に戻ってくるんだぜい」スタスタ

一方通行「…………」

一方通行「…………」

一方通行「…………でも、垣根はそンな奴じゃねェ……」

一方通行「そンな奴じゃ、ねェよ……」ギュッ


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