過去ログ - 一方通行「…………お前なンか、大嫌いだ」
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74:>>1[sage saga]
2011/03/02(水) 02:07:44.29 ID:1Jl/LDCI0
<旧棟 2階>

結標「よし、この部屋はこの位でいいかしら」ゴトッ ガサガサ

結標「あら、あれは……」ピタッ

結標「またペンキ缶かしら?」スタスタ

結標「……やっぱり。何よ、ここ。さっきからペンキばっかり。塗料の開発でもしてたのかしら?」

結標「まぁいいわ。さっさと次の部屋に行きましょ」スタスタ

結標「……それにしても、割に合わないわね。何で私だけ一人なのよ」

結標「マップが古すぎて役に立たないからって、安易に物を転移できないとか……ないわ」

結標「それに、この研究所自体に廃棄しないで残されてる物がいっぱいあるじゃない」

結標「いくら発光能力の研究所で、そこまで危険な物質が無いっていってもね」

結標「こうやって何がどこにあるかを、いちいち把握しなきゃいけないのは疲れるわ」ハァ

結標「まぁ自分の身ぐらい守れるからいいし、土御門達の言う事にも一理あるけど……」



土御門『おそらく、敵は兵力を二つに分けてくる』

土御門『能力者はAIMジャマーのない旧棟、それ以外は新棟といったようにな』

垣根『今までを見る限り、奴らには戦力として使える能力者はあまりいないはずだ』

垣根『その分、一方通行をさらったあのテレポーターとやらが厄介なんだけどな』

土御門『だから結標、旧棟はオマエ一人に任せる』

土御門『テレポーターには超能力者か、同系統の能力者じゃないと対応できない場合もある』

土御門『オマエの実力を信じての采配だ。頼んだぞ』



結標「絶対に割に合わないわ。私に負担かかりすぎじゃないかしら」プンスカ

結標「こうなったら絶対後で土御門に……」

男「いたぞ!侵入者だ!」

男2「くらえ!」ゴウッ

男達「こっちも!」ビュウッ

結標「あら」ヒョイ

結標(うまい具合に壁があって良かったわ。これで取りあえずは凌げそうね)

結標(この攻撃から見て相手は発火能力に風力使い達……どちらもレベル2ってとこかしら)

結標「そんなんじゃ私の足元にも及ばないわ、よっ!」ヒュン

男「ぐぁっ!」グサッ バタリ

男2「どうした……!?」クルッ

男2「コルク抜き……?……一体どこからうあっ!」グサグサッ

男達「ひでぶ!」グサグサグサッ

結標「……よし。倒したわね」スタスタ

結標「全く、一人に気を取られて動きを止めるなんて、狙ってくれって言ってるようなもんじゃない」

結標「テレポーターが仲間にいるのに、テレポーターへの対策を知らなかったのかしら?」

結標「でも、この分なら楽に……」

シンニュウシャハッケン!カカレッ!

結標「ってまた!?」タッ

結標「やっぱり割に合わないわ!後で必ず土御門に埋め合わせさせるんだから!」ヒュンヒュン


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