過去ログ - 一方通行「フラグだと? って事ァ」  レッサー「私はあなたが好きって事です♪」
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881: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:42:37.11 ID:8eevnv13o




「みてみてーあの人、頭まっしろけ!」
以下略



882: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:44:26.24 ID:8eevnv13o


もっとも、託児所という大抵は子供しかいないような場所に明らかな大人が、
それも一人は頭真っ白けのウサギオバケ、一人は近寄ることさえ躊躇ってしまう顔中ピアスだらけの女。
子供が興味本位で彼らに注目するのも仕方がない事だった。
以下略



883: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:45:18.78 ID:8eevnv13o


「これ、こども用につくられた乗り物だよ? いいの?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
以下略



884: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:46:08.59 ID:8eevnv13o


「そう見えんのか・・・・・・? あぁ・・・・・・!?」

「で、でもおててつないで――――」
以下略



885: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:47:18.76 ID:8eevnv13o


ますます手を握りしめる力が強まっていく。痛みで表情を歪ませる一方通行だったが、
これも彼女の心から来る不安の表れだと思うと無理やり振り解くことも出来なかった。

以下略



886: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:48:32.33 ID:8eevnv13o


「よォ。 諦めるなら今だぞ」

「行くわよ」
以下略



887: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:49:34.17 ID:8eevnv13o


隣にいるヴェントの呼吸がだんだん乱れ始めてきているのが窺える。
一方通行の手を握る力は更に強くなり、ふるふると小さく震えていた。

以下略



888: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:51:02.04 ID:8eevnv13o


「オイ、ヴェン―――」

『それでは、発進しまーす♪ いってらっしゃい!』
以下略



889: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:51:41.37 ID:8eevnv13o


と、意地の悪そうな笑い方をする一方通行を、ヴェントは見つめていた。
彼の言葉はヴェントの不安を払拭させる事が出来たのだろうか。

以下略



890: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:52:31.34 ID:8eevnv13o


マシンはただひたすら、下りの傾斜に向かって緩やかに進んでいく。
今は上りのレールのちょうど中間地点まで来ただろうか。

以下略



891: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/03/15(火) 21:53:12.77 ID:8eevnv13o


ゆっくりと、カタカタカタカタ・・・・・・、と音を鳴らしながら、
山なりのレールの最高所までノンストップでマシンは前進していく。

以下略



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