13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/19(土) 23:26:31.09 ID:b8UkYBNY0
☆
お姉ちゃん「ねえ、つかさ」
私「なあに?」
お姉ちゃん「あんたみゆきと何かあった?」
私「へ?」
お姉ちゃん「ああいや、私の思い過ごしならいいんだけどさ、喧嘩でもしたのかなって思って」
私「別にしてないけど……どうして?」
お姉ちゃん「あんた最近全然みゆきと喋ってないじゃない」
私「そ、それはお姉ちゃんが隣のクラスだからたまたま見てないだけだよお」
お姉ちゃん「ふーん」
お姉ちゃん「つかさが私に隠し事なんて珍しいわね」
私「ええ? 本当になんにも隠してないよ!」
お姉ちゃん「どうだか。あんた嘘つくのヘタクソだからねえ」
お姉ちゃん「嘘をつくときそうやって頬を掻く癖があるの知ってるんだから」
私「そ、そんな鎌かけには引っ掛からないもん!」
お姉ちゃん「うん、まあ、何か隠してるのは分かったわ」
私「ううう〜なんでそうなるの〜……」
お姉ちゃん「こなたの奴も心配してたわよ。クラスでも全然話してないって」
私「えっ。こなちゃんに話聞いてたの?」
お姉ちゃん「我が妹ながらその単純さはどうにかならないのかしら……」
私「あ」
お姉ちゃん「まあこれで確定したわけだけど、そんなに言いたくないことなの?」
お姉ちゃん「なんか冷戦みたいな喧嘩って逆にこじれそうだから結構本気で心配してるのよ?」
お姉ちゃんやこなちゃんの心遣いは素直にありがたかったです。
でも、私とゆきちゃんの気まずさの原因が二人にあるんだっていうことを思い出すと、
その優しさがむしろありがたいというよりも鬱陶しいもののように感じられました。
そもそも二人があんなことをしていなければこんなことには……。
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