52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/03(木) 02:39:45.93 ID:A8oS/QcF0
☆
ゆきちゃん「あの……どうしますか、つかささん」
私「帰る」
ゆきちゃん「帰るってまさか今からですか?」
私「うん」
ゆきちゃん「また怒られますよ。時間を空けたほうが……」
私「別にいい。こっそりバレないように帰る」
私「お姉ちゃんの部屋のカーテンが閉まってたらどうせ二人で寝てるんだろうし」
私「油断して何か面白いこと言わないか聞き耳でも立てとくよ」
私「カーテンが開いてたら近所で散歩でもしとく」
ゆきちゃん「いくらなんでもそれはマズいですよ」
ゆきちゃん「バレた時にどうなることか」
私「いいの。二人から何か聞きだそうと思ったらもう盗聴しかないでしょ?」
ゆきちゃん「そうかもしれませんが」
私「ゆきちゃん、もうね、私達の方も何だってやる覚悟じゃないとこれは解決できないよ」
私「私は本当に何でもすることした。それで二人に嫌われたって構わない」
私「あのまま二人を放っておく事だけは絶対にできないもん」
私「二人の道を正してあげるのが家族の、友人の仕事だしね」
私「たぶん今からかなり滅茶苦茶な事するから、嫌ならもう手を引いていい」
私「盗聴、盗撮、詰問、尋問、なんでもござれってね」
私「ゆきちゃん、どうする?」
ゆきちゃんは迷う素振りも見せずに殆ど間髪なく、
そしていっそ愉快そうな清々しい表情で言いました。
ゆきちゃん「そんな言い方をされてしまっては引き下がる訳にはいかないじゃないですか」
ゆきちゃん「何処まででもお付き合いしますよ」
ゆきちゃん「滅茶苦茶でも。破茶目茶でも。私達みんなの為に」
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