127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:44:52.40 ID:5mQrH1hXo
男「さて、実は俺は朝飯をまったく食べていなかったんだよ、ようやく飯をいただける」
男「どっかのおバカさんは朝飯食べてたみたいだけどな」
女「何にも聞こえないわね」
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:48:37.80 ID:5mQrH1hXo
男「そういえば、俺は飼い主なんだし、そろそろしつけが必要だよな」
男「まず呼び方がおかしい、呼び捨てで呼ばれたり、変な呼び方で呼ばれたら飼い主の威厳が損なわれる」
女「じゃあなんて呼べばいいの？」
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:59:34.62 ID:5mQrH1hXo
男「せめて、飼い犬っぽい態度を取ってくれると助かるんだがな」
女「そもそも私は飼われてないし、飼われるつもりもないんだけど」
男「…なあ、お前ってこの家に泊まらせてもらってるし、飯も食わせてもらってるし、命も救ってもらってるよな」
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:04:58.98 ID:5mQrH1hXo
男「じゃ、もう一回言うが、飼い犬っぽい態度を取ってくれると助かるんだがな」
女「そーゆーのさえ無ければ…」
男「ん？」
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:12:06.34 ID:5mQrH1hXo
男「そもそも、実際はお前って犬なの？人間なの？」
女「それは多分…人間」
男「へえ、意外だな」
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:16:58.16 ID:5mQrH1hXo
男「じゃあ、学校とかは行ってたのか？っつーか今も行ってるのか？」
女「学校は行ってなかったけど、家では勉強してたわよ」
男「なるほど、だから常識知らずでバカなのか…」
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:25:04.05 ID:5mQrH1hXo
男「しかしずっと家に引きこもってたってことは、友達なんてまったくいねーんじゃねーの？」
女「バ、バカね！友達なんてたくさんいるわよ！当たり前でしょ！？」
男「人間のお友達じゃなくて犬のお友達が？」
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:34:58.01 ID:5mQrH1hXo
夜
男「もう夜か……時間が経つのは早いな…」
男「あいつが拗ねて部屋に引こもりだしてから何時間経っただろうか」
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:41:38.97 ID:5mQrH1hXo
男「失礼します」ｶﾞﾁｬｯ
男「暗っ……えーっとここらへんか…」
男「それじゃあベッドに入らせてもらいます」
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:47:45.63 ID:5mQrH1hXo
男「そんなに避けなくてもいいだろ、流石に俺の心に傷ついてしまう」
女「………」
男「そっち行きます」もぞもぞ
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