過去ログ - とある黒夜の母娘物語《ハートストーリー》
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10:@vip
2011/02/19(土) 22:46:05.92 ID:PbcToQ4f0
 必要悪の教会女子寮には、少し変わった朝がある。

 その日は皆早起きをし、体を動かし、中にはラジオ体操や、ランニングをする者までいるのであ る。

  そう、朝食をおいしく食べるために。

 (しかし...みなさん朝食を食べにきてくれるのはうれしいのですが.......洗い物が...)

 一人で二百人分以上にもなる皿洗いは大変だった。

 やっと一段落して、ひと休みしていたら、

 「くっそォ...フィアンマぁ...ウゼエぇ...事故処理まじうぜぇんでありけりすぎるゥ...クソ

  がァ...[ピーーー]...腐れ...爆発...しろォォォ.」

 必要悪の教会《ネセサリウス》のトップである、最大教主《アークビショップ》であった。

 「オルソラ  コーヒーと、重症のニコチン中毒《ステイル》からの逃げ方がほしけるのよ」/キリッ

 「コーヒーですね。少しお待ちください」


 「はい、どうぞ」

 「うーん、オルソラのコーヒーは、本当においしけるのよ」

 ふっと、疲れが一瞬和んだ時、

「アァァクゥビショオォップゥゥゥゥ!!!!!」 

 いかなる魔術を用いたか解らないが、英国トップテンにも入る炎の魔術師、ステイル=マグヌス

 が、炎の翼で空を飛び、窓から突っ込んできた。

「仕ィ事しろオオオォォォォォォォォ!!!」

「ここは、神聖な女子寮なりけるのよーーーー!?!?」
 たぶん 低温であろう炎の大剣が、見る間に形作られていく。
「おっオルソラぁー助けてぇぇーーー!!!!」

 騒がしい朝であった。


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