過去ログ - インデックス「長点上機?」一方通行「あァ?」
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◆ObanGQEW7M
[saga]
2011/05/27(金) 03:59:59.91 ID:GdyO2CWAO
陽光が木製の机に注ぐ。
ナノサイズの金属製の球、つまりはボールペンが上質紙をなぞっていく。
――シャッ、シャッ。
涼しげな顔でペンを走らせる一方通行。
対照的に、そのリズムが1つ、また1つとする度に
インデックスは緊張で顔を歪ませた。
そうしてどれくらいが経ったのか。
――ペンの動きが止んだ。
採点が終わったのかと思い、恐々と彼の表情を窺う。
彼女の瞳に映る対象は未だに下を見ていた
何か考えているようであった。
赤色のボールペンを手放す素振りも見せない。
表情は読み取れない。
「……間違ってた?」
「…………」
一方通行はこめかみに指を当て、彼女の回答と冊子を見比べる。
計算のメモ、ノートの端でペンを動かした。
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