過去ログ - インデックス「長点上機?」一方通行「あァ?」
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951: ◆ObanGQEW7M[saga]
2011/05/27(金) 04:16:29.62 ID:GdyO2CWAO



「日本には八百万の神が居るらしい
そンだけ居ンなら、どれか1柱ぐらいはオマエの願いを叶えてくれンだろ」

「そう、だね。

……って言うか、あなたはお詣りしなくて良いの?」

「正月に来てンだよ」

「なるほどね」

インデックスは身を翻し、巫女が座っている方へと歩いていく。
歩き方が妙だった。
後ろからだといちいち跳ねているように見える。
だが、あながち間違いではないのかもしれない。


「――ってことでおみくじなんだよ!」

そう言う声は、とても楽しそうだったから。

インデックスは自分の財布から400円を出し店番をしていた彼女に渡す。

「なにがでるかなー?」

インデックスの様子に、正面の彼女も薄く笑った。
『弐百五拾六』。

奥に鎮座した棚の列から、一枚だけ紙をとって、巫女はそれを渡した。


「どうぞ」

「ありがとうね!」

白いツルツルした紙を片手に、インデックスは後ろへと下がる。


一方通行も追うつもりで、軽石に杖をついたのだが

「やっていかれますか?」

「……あァー」

笑顔の女に、何というか凄みがあって、結局彼も金を払うこととなる


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