過去ログ - インデックス「長点上機?」一方通行「あァ?」
1- 20
971:No.nはかく語りき[saga]
2011/05/29(日) 23:50:23.16 ID:/Tef1ufAO



――1つ目は諦めていた。

“俺”は、もう朧気にしか思いだせないけれど。
何故か、偽善者と自称していた。
そうやって自嘲していたのに、彼は彼女を救って、それで勝手に死んでいった。
間違いなく彼は英雄だ。
でも、そこで****が死ねていたのなら不幸の連載は終わったかもしれないのに。



――2つ目は苛まれていた。

――どうしてなのだろう?
彼にとって**の継承が出来ないことは、そんなに悪なのか。
だとしたら、“俺”は最深に位置するだろう。
彼は知り得ない1つ目に焦がれ、そしてどうしようもなく嫉妬していた、後ろめたさを潜めていた。
――だからこそ、純粋で眩い行動をしてきたのか。
お陰で*はもう****だ。




――そして最後の*つ目が*。
*たち、と言うべきか。
みっともなく*に這い蹲り、**を憎み敬愛する。
矛*だらけ。
ただの絞りかす、*骸。
存*することが世界に**を、**の枷になって**。
*ねばいいのに、*されれば****。
********************。**********************。***************。*************。*********************。*****、*****、***************************************************************************************************************************************************************************************************************************。






――だけど“俺”は、死にたくない。
――いつまでも、いつまでも“俺”である限りは死を恐れ続ける。


だって“俺”は、彼になれない。


だから、こうして。
夜を這い回る。

忘れないように、眠らないように。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/430.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice