過去ログ - インデックス「長点上機?」一方通行「あァ?」
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979: ◆ObanGQEW7M[saga]
2011/05/30(月) 00:08:08.05 ID:0jP/KOvAO



黒いスラックスに、包帯の白だろうか。
体系は男のように思われるが、如何せん夜闇の中で判別し難い。


一方通行との距離は、30メートルあるかないか。
車の方を向き、そこに立っているのだ。
迫り来る車に気付いていない筈が無い。


眩しすぎる光のせいで、彼の表情は分からなかった。



――動けないのか、動かないのか。

どちらにせよ、あまり関係の無いことではあった。


「……人がブルー入ってるときに眼前で死ぬンじゃねェよ」


いつもなら見逃して死なせてやるかもしれない、と薄く笑う。
タイミングが悪すぎた。



――グォォオオオ!!



地鳴りのような音がした。
願わくば、彼女の安眠を妨げるなと思いつつの大気を操作する。



車と彼とはまだ距離がある。

「こンな風でも止まンねェとはなァ!」


局地的な突風がその場を襲う。
そして左斜め前方も例外ではない。
白髪が激しく揺れ、額を叩いていく。

目に入るのが嫌で、彼はとっさにまぶたを閉じた。





細い彼をガードレールまで飛ばすには、充分すぎる風速だ。
あばらの一つか二つは折るかもしれないが、頭を冷やすには丁度良いだろう。



そして、もう一度目を開くと――。



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