149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/24(木) 23:28:50.77 ID:aKFUBEIDO
黒子の緊張を帯びた声が電話越しに聞こえる。
黒子『これまで事件の度に風紀委員が巻き込まれて来ましたの。あまりにも事件に巻き込まれる頻度が多過ぎますの』
初春「あの、ひょっとして…」
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/24(木) 23:33:16.22 ID:aKFUBEIDO
黒子『避難誘導をした後、速やかにその場を離れなさい』
佐天「…どうしたの、初春?」
初春「…佐天さん、御坂さん、聞いて下さい」
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2011/02/24(木) 23:37:03.87 ID:YOzRrasuo
投下キタ━(゚∀゚)━!!!!!
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/24(木) 23:40:53.61 ID:aKFUBEIDO
黒子からの通報後、美琴は初春ら風紀委員と共に避難誘導をする事になる。
さすがに風紀委員である。手際良く学生達を混乱させずに避難させて行く。
そして、数分後には店内には誰も居なくなった。
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/24(木) 23:51:02.66 ID:aKFUBEIDO
美琴「えっ!アンタ、あの子を見に行ったんじゃ!?」
上条「ああ、そうだよ。でも、あの子を探してる間に避難誘導が始まって外に出されちまったんだ!」
佐天「じゃ、じゃあ、まだこの中に…」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/24(木) 23:59:12.46 ID:aKFUBEIDO
セブンスミスト店内―。
既に学生の全員が避難し、最後は風紀委員だけとなる。
各階の最終確認をし、後は自分達の退避だけとなるが―。
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:04:56.92 ID:/okPe3IDO
女の子「うん!平気だよっ!」
屈託のない笑顔に、ほっと胸を撫で下ろす初春。
女の子「そうだ。あのね」
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:11:18.33 ID:/okPe3IDO
まさか、これって―
初春が思う暇なく、カエルの手が、体が、足がひしゃげていく。
初春「―!!」
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:15:49.94 ID:/okPe3IDO
しかし―
美琴「…しまった!?」
まさか、だった。手からコインを落とすなんて!!
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:26:25.81 ID:/okPe3IDO
弾ける爆風。飛び散るガラス。学生達の悲鳴が上がる中、少年はそれをチラリとだけ見ると、口の端だけで笑い立ち去った。
路地裏にさしかかった時、込み上げてくる愉悦に遂に耐えられなくなり、そして声を上げて、笑った。
「良いぞ…。どんどん強くなってる…。これなら、アイツらも、邪魔な風紀委員もまとめて!!」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 00:39:59.86 ID:/okPe3IDO
上条「…俺が何言いたいか分かるよな?」
「さぁ、何の事だかさっぱり…」
白々しくシラを切ろうとするが、本人が思う以上に声がうわずってしまっている。
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