189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 00:04:25.40 ID:VNmaRJeDO
固法「えーっと、いつもののパトロールだけど…」
目を反らしながら答える固法。美琴の方をチラリ、と見るが、
美琴「ジトー…」
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2011/02/26(土) 00:15:56.32 ID:VNmaRJeDO
古ぼけた工場を囲む様に風紀委員達が展開していく。
レベルアッパーの取引の現場を直接押さえるための、風紀委員各支部連携しての大包囲網だ。
固法「それじゃ、白井さん。行くわよ!」
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2011/02/26(土) 00:24:37.79 ID:VNmaRJeDO
ようやく美琴が黒子の意図に気付いた頃、風紀委員達もいよいよ突入の機会を伺っていた。
固法「…3、2、1、」
そのタイミングで勢いよくドアを蹴り破り、一気に内部に突入する。
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2011/02/26(土) 00:42:48.76 ID:VNmaRJeDO
美琴「アイテムって、何?」
追いついた美琴が黒子に訪ねる。
黒子は緊張した面持ちで―
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2011/02/26(土) 00:53:27.48 ID:VNmaRJeDO
「な、何だか酷い言われ方しているわね」
「ううっ、私達、超頑張ってるのに、何で悪名が先行するんでしょうかね…」
初春の辛辣さの前にズーン、と擬音が着きそうなくらいあからさまに落ち込む二人だが、後の一人は違う。
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2011/02/26(土) 01:01:32.28 ID:VNmaRJeDO
固法「ところで、麦野さん?」
麦野「あぁ!?」
固法と同年代くらいの大人びた少女が、明らかにメンチを切りながら言う。
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 01:08:11.77 ID:VNmaRJeDO
「…確かに、居たよね」
「途中で裏口からコソコソ逃げて行ったような…」
固法「…その売人、例のレベルアッパーの卸の一人らしかったのよ」
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2011/02/26(土) 01:14:44.13 ID:VNmaRJeDO
固法「内偵入れてまで頑張ってたのに…」
流石の固法も呆れてものも言えない。
美琴「…ねえねえ、黒子?」
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 01:31:47.51 ID:VNmaRJeDO
麦野「な、何だとテメエ!?」
「ああ!超押さえて下さい麦野!?」
「そうよ、絹旗の言う通りよ!」
198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 01:39:42.49 ID:VNmaRJeDO
麦野「い、今のは違うわよ!?」
絹旗「そ、そうです、超勘違いしないで下さい!?」
「わ、私は麦野一筋だもん!!…多分」
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