232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:36:34.35 ID:VNmaRJeDO
飛び飛びですいません…。投下します。
233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:44:55.72 ID:VNmaRJeDO
夜もふけ、人通りのない街の路地裏。最早、そこを占拠するのは、俗に言うスキルアウト達しかいない。
その中を歳はもいかない少女が下手な変装で路地を覗いているのだ、目立た無いわけがなかった。
絹旗「うにゃん…。超眠いです…」
234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 22:53:31.97 ID:VNmaRJeDO
「これがレベルアッパーだ」
グループのリーダー格の男が取り出したメモリーを佐天に見せる。
佐天「へ?これがそうなんですか?」
235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:04:21.34 ID:VNmaRJeDO
「んで、他に欲しがってる奴らはいないのか?」
非常に親身になる声で男が訪ねてくる。男も元はレベル1で非常に肩身の狭い思いをしてきた。
でも、こいつのおかげでその環境から抜け出せたと誇る様に佐天に語った。
236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:14:53.04 ID:VNmaRJeDO
佐天「でも、お金はいいんですか、本当に?」
「ああ、初回サービスだ。良いから持ってけって」
男の愛嬌のある笑顔につい合わせて笑う佐天。自分が囮となっている事につい罪悪感を感じてしまうくらいだ。
237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:24:06.05 ID:VNmaRJeDO
佐天「何処にって、家に―」
帰るんですけど、と言う前に少年が口を開く。
「何やってんだか…」
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:32:51.80 ID:VNmaRJeDO
完全に不意を衝かれ、おまけに金槌のような拳だ。成す術もなく、膝から崩れ落ちる男。
上条「よっと」
既に意識を失い、崩れ落ちる男の顔面を、更に空き缶でも踏み潰す様に踏みつける。
239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:43:15.44 ID:VNmaRJeDO
上条「全く、こんなもんに手を出しちゃいけませんよ?あいつは、ああ見えても能力やら意外と気にしないから―」
上条が話していると、ドヤドヤと不良達がやってくる。この異変に気付いたのだ。
上条「やれやれ…」
240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/26(土) 23:57:09.68 ID:VNmaRJeDO
麦野「…まずいな。浜面、急いで」
浜面「あいよっ」
麦野に促され、浜面がスピードを上げる。
241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/27(日) 00:02:44.51 ID:m5jRjIyAO
この上条さんは上条(悪)みたいな強さなのか?
242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/27(日) 00:07:31.00 ID:yPFHMBEDO
浜面「風紀委員でもあまり知られていないが、奴は時のレベル5ですら適わないと言われた奴だ」
美琴「そうなの?」
麦野「ああ…、上手く言えないけど、何かあいつは違うんだ」
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