過去ログ - 美琴「能力者狩りですって?」
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409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 00:36:17.65 ID:sAjZefHDO
彼女がほっと一息ついた瞬間、頭上がすーっと暗くなる。

ふと上を見上げた時、彼女の目に飛び込んで来たのは一人の少女の姿だった。

あっ、と思った時には既に遅い。空から襲いかかった美琴の手足はもう一人の自分の背後にのしかかる。
以下略



410:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 00:41:26.22 ID:sAjZefHDO
「何をしているの?」

路地裏に突然現れたのは、少女だ。と言っても美琴よりも随分年上だ。

多分、高校生だろうと思われる少女が美琴に淡々と訪ねる。
以下略



411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 00:47:27.39 ID:sAjZefHDO
美琴「何だっていいでしょ。あんたには関係ないわ!」

まるで三下の不良の様な口振りの美琴。安い威嚇をする彼女の体の下ではもう一人の美琴が何とか逃げだそうと必死にもがいている。

「そう」
以下略



412:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 00:53:56.90 ID:sAjZefHDO
美琴「何、写真取ってんだ!?」

ビリビリビリビリ

美琴の体がにわかに帯電する。
以下略



413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:00:27.52 ID:sAjZefHDO
彼女が風紀委員に通報でもしたら面倒だ。今のままでは確実に組みしいた少女を取り逃がす事になる。

美琴「…ごめんなさいっ」

美琴は口の中でボソッと呟くと高校生に向かい電撃を走らせる。
以下略



414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:05:57.62 ID:sAjZefHDO
しかし、彼女は倒れなかった。いや、電撃が当たらなかったのだ。

フッと姿が消え、

「危ないわね」
以下略



415:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:17:39.37 ID:sAjZefHDO
高位の移動能力者―?彼女の不敵な自信の元はこれなんだろうか?しかし、あんなにタイミング良くかわせるものなのか?

美琴は再び電撃を放つ。

しかし、今度は避けもせずに正面から電撃を弾く。
以下略



416:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:26:06.34 ID:sAjZefHDO
「正解、と言いたいところだけど、それじゃあ満点とはいかないわ」

やけにもったいぶった言い回しだ。

美琴「あんた一体―」
以下略



417:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:35:33.73 ID:sAjZefHDO
一瞬の隙をついて組みしいていた女が美琴の体をはねのけ逃げ出したのだ。

美琴「ま、待ちなさい!!」

慌てて追おうとするが、
以下略



418:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:50:39.28 ID:sAjZefHDO
美琴「あんた、あの子を逃がしたの?」

美琴が殺気を込めた視線で睨みつける。

「普通、女の子があんなふうに襲われてたら助けて上げるものじゃない?ねぇ、―御坂美琴」
以下略



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