411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 00:47:27.39 ID:sAjZefHDO
美琴「何だっていいでしょ。あんたには関係ないわ!」
まるで三下の不良の様な口振りの美琴。安い威嚇をする彼女の体の下ではもう一人の美琴が何とか逃げだそうと必死にもがいている。
「そう」
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2011/03/12(土) 00:53:56.90 ID:sAjZefHDO
美琴「何、写真取ってんだ!?」
ビリビリビリビリ
美琴の体がにわかに帯電する。
413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:00:27.52 ID:sAjZefHDO
彼女が風紀委員に通報でもしたら面倒だ。今のままでは確実に組みしいた少女を取り逃がす事になる。
美琴「…ごめんなさいっ」
美琴は口の中でボソッと呟くと高校生に向かい電撃を走らせる。
414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:05:57.62 ID:sAjZefHDO
しかし、彼女は倒れなかった。いや、電撃が当たらなかったのだ。
フッと姿が消え、
「危ないわね」
415:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:17:39.37 ID:sAjZefHDO
高位の移動能力者―?彼女の不敵な自信の元はこれなんだろうか?しかし、あんなにタイミング良くかわせるものなのか?
美琴は再び電撃を放つ。
しかし、今度は避けもせずに正面から電撃を弾く。
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2011/03/12(土) 01:26:06.34 ID:sAjZefHDO
「正解、と言いたいところだけど、それじゃあ満点とはいかないわ」
やけにもったいぶった言い回しだ。
美琴「あんた一体―」
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2011/03/12(土) 01:35:33.73 ID:sAjZefHDO
一瞬の隙をついて組みしいていた女が美琴の体をはねのけ逃げ出したのだ。
美琴「ま、待ちなさい!!」
慌てて追おうとするが、
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2011/03/12(土) 01:50:39.28 ID:sAjZefHDO
美琴「あんた、あの子を逃がしたの?」
美琴が殺気を込めた視線で睨みつける。
「普通、女の子があんなふうに襲われてたら助けて上げるものじゃない?ねぇ、―御坂美琴」
419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 01:58:20.20 ID:sAjZefHDO
「それが、年上の人間に物を訪ねる態度?」
彼女は電撃を放ち、いつの間にか美琴から距離を取っている。
美琴「うるさいっ。何で私の事知ってんのに、あの子見て平気なのよ!?」
420:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/12(土) 02:04:17.22 ID:sAjZefHDO
風の能力でコントロールされたポリバケツは狙い外さず美琴の顔面にクリーンヒットする。
美琴「ぶぶぶ」
まともに辺り、思わず鼻の頭を押さえる。
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