過去ログ - 中二「世の中つまんねぇ〜、生きる意味なくね?」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/23(水) 00:05:05.66 ID:4H+mKeYS0
気が向いた人、×××に名前つけてやってください。性別も皆にお任せます。



中原は辺りを見回した。どうやら聖清学園の裏門の前にいるようだった。目の前を黒い霧が包んでいる。

中原「…行ってみるか。」

中原は霧をの先へと進んだ。すると、さっきまで誰もいないようだった場所になぜか大きな火が灯っており、たくさんの気配があった。

×××「どうやら、まだ始まってはいないようだな。」

後ろから声がしたが、中原は驚かなかった。

中原「何かの準備の最中らしいな。」

×××「ああ、我もそれを手伝わねばならん。また後でな人間。」

また気配ごと消えた。さすがに、もうドッキリはないようだったが。

中原は辺りを見て回った。どうやら、人外も来るというのは本当らしい。統一性のない格好の老若男女たちの中に、明らかに異質な者達がいた。

生き物としての本能なのだろうか、中原にはそれが人間でないとはっきり分かった。

ブレ中「よぉ、来たみたいだな。」

中原「ああ、そういや名前聞いてなかったな、俺は中原だ。」

範馬「俺は範馬だ。」

なぜだか、不思議な寒気が中原の背筋を襲った。

範馬「どうした?」

中原「いや、なんでも。それより、あいつらは何なんだ?」

中原は人外達を指差した。

範馬「人間だろ、俺たちと同じ。まぁ、マトモじゃないだろうけどな。」

違う。あいつらは人間じゃない。それが範馬には分からないようだった。

範馬「だいたい、これからそいつらに会うんだぜ。そのために集まったんじゃないか。」

中原「…。」

範馬「んだよ、だったらちょっと話しかけてやるよ。あいつらだっけ?」

中原はうつむいて考え込んでいたために、範馬を止めることができなかった。


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