123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/27(日) 22:07:39.90 ID:BT5jmZ600
「当麻。今日は機嫌が悪いの?」
――――無反応。
「当麻。どこか具合が悪かったりする?」
――――無反応。
「当麻。私が寒がってるよ?」
――――無反応。
「当麻。ぎゅーってしてくれないの?」
――――無反応。
「ねぇ当麻。……本当にどうしたのよ」
彼に無視され、泣きそうになる。
いつもの彼なら私の我儘だって文句一つ言わずに聞いてくれた。
なんで。
どうして。
彼は私に冷たくするのだろうか。
「当麻…………」
彼のお腹に手を回し、ぎゅっと抱きしめる。
その日の夜は背中が寒い、最低な夜だった。
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