過去ログ - 暦「今更するような話でもないけれど」
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7: ◆/op1LdelRE
2011/02/21(月) 22:30:44.56 ID:AaFb7K1U0
 軽く妹の将来を案じつつ、改めてぐるりと周囲を見回してみる。
どうやら、二段ベッドの脚の部分を使って拘束されているらしい。
そんな僕を、妹達――火憐と月火が、椅子に座った状態で見下ろしてくれていた。

「何だよ、じろじろと。あたし達のパンツでも見たいのか?」
「この状況でそんなこと考える余裕があるか!」
「こんな状況じゃなかったら考えるってことだね」
「揚げ足とんな」

 否定はしないが。
これはもちろん、否定できないという意味ではなく、否定するまでもない事を一々言ってやるつもりはないってだけのことだ。
妹達の下着なんて、冬休みの宿題よりどうでもいい。

「それは割と重要じゃないの?」
「受験前ならそうでもないんだ」

 別に見たいなら見せてあげてもいいけど、という月火のセリフは聞き流す。
そんなことはどうだっていい。
パンツ談義はいつでもできる。
そこ、微妙に残念そうな顔をするんじゃない。
そんなことよりも、僕の現状が問題なのだ。



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