134:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/23(水) 22:16:54.58 ID:DMOBaxnR0
『トニオ=トラサルディー』と言う名料理人の噂は、
『杜王町』の『スタンド使い』達から聞かされていたが、
まだ随分と若い筈なのに、もう弟子が居て、それが『学園都市』に店を出していたとは…
本家の『レストラン=トラサルディー』の料理のおいしさは、
既にクドいくらいに聞かされていたので、期待できそうである。
インデックス「オクヤスがスッゴイ褒めてた店だね…わくわくするんだよ!」
ディアボロ「軍資金もあるしな…まあ、値段の方は何とかなるレベルだから、心配は無い筈だが…」
本家の『トラサルディー』には『リスタ(献立表)』が無く、料理人である『トニオ』が、
いちいち『客』の健康状態を見てそれに適した料理を作る『薬膳料理』的な料理らしいが、
インターネットで調べた限りでは、『リスタ(献立表)』が『お客様しだい』と成っていたので、
どうやら弟子もかなりの『技術』を仕込まれているようだった…
ディアボロ「それじゃあ…入るぞ」
インデックス「ごはん♪ごはん♪」
ディアボロが入り口のドアを空けると、チリンチリンと鈴の音が響く。
店の中には…『バッハ』の『イタリア協奏曲』が流れている。
それほど大きい店では無いが、中の雰囲気は一見した所、悪い感じでは無い。
さて、来客を告げる、鈴の音に気が付いたのか、奥の厨房から、
『コックコート』の男が一人出てきて…
弟子『―――いらっしゃいマセ』
弟子『さ!お席へドーゾ』
と挨拶し、ニコリと爽やかに笑った。
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