192:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/23(水) 23:36:32.55 ID:DMOBaxnR0
白井「その物の言い方…まさかコレが何か…」
ディアボロ「ああ…知っている…これは…」
ディアボロの言い方に、
何かを知っている事を悟って問う白井に、ディアボロが何かを答えるより早く、
男子学生『―――うわぁぁぁぁぁぁぁッ!?』
男子学生『助けてくれぇぇぇェェェェッ!?』
当然の大惨事に、狂乱した男子学生がこちらの方に走ってきて、
足元の不注意で、朽ちつつある死体の一つに蹴躓き、
男子学生『―――ヒィィィィィィィッ!』
男子学生『助ぅぅぅぅけぇぇぇぇ…ぇぇ…ぇ…ぇ…ぇ………』
白井「――――ッ!?」
インデックス「―――――」
ディアボロ「…………」
倒れ込んだその瞬間に、
それまで五体満足だった筈のその男子学生の肉体が、
一瞬で全身を『緑色のナニカ』に覆い包まれ…叫び声さえかすれ…聞こえなくなる。
『喰い殺された』のである。
そして、その男子学生の声が止まったのと同時に…
―――チーン
と、音を立てて、上階から『降りてきて』いた直ぐ近くのエレベータが、
この階で止まり、その扉が開いて…
白井「そん……な……」
インデックス「なんなんだよ…これ…」
既に死に絶えた、かつて『乗客だったモノ』の折り重なった山を、一行に見せつけた。
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