363:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/24(木) 23:25:26.06 ID:/UsOpIFz0
欠番個体「―――ッ―――」
佐天「!…目が覚めた?うなされてたみたいだけど…大丈夫?」
目覚めた『欠番個体』の少女の目に飛び込んで来たのは、
自身の髪を指で梳きながら、心配そうに、自分の顔を覗き込む佐天の姿。
上体を起こして、自分の顔をペタペタ触って見れば…びっしりと汗をかいていた。
言われてみれば…最初は酷い『悪夢』だった。この汗の量に納得がいく。
佐天「――――ねぇ…」
欠番個体「?…何ですかとミサカは―――ッ!?」
いきなり、佐天が『欠番個体』の体を、ギュッと強く抱きしめたかと思うと、
その薄桃色の唇に、自身の唇を重ね、そのまま口腔内へと舌を侵入させ、
『欠番個体』の少女の舌にニュルリと絡ませる。
余りにも唐突な、しかも生まれて初めてのフレンチキスに、
『欠番個体』は、無表情なまま、顔は真っ赤っか、
目は動揺と、感じた事の無い刺激と快感でグルグルになってしまっている。
―――ヌチュ…ヌチュとイヤラシイ音を立てながら、
佐天は『欠番個体』の少女の口内を散々に味わい尽くした後、
ようやく、すっかり上気し、のぼせあがってしまった『欠番個体』の唇と体を放した。
ヘロヘロになった『欠番個体』は、頭頂から湯気を立ち昇らせながら、
トロンとした目付きに成って、ボスンと、ベッドの上に再び倒れ込む。
佐天「アハハ―――どう?こんなの初めてでしょ?気に入った?」
欠番個体「――――いひなひひゃにほぉふりゅんはとミシャカは…」
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