391:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/25(金) 00:00:56.76 ID:bnqI3Ysi0
初春「―――キュピーン!」
初春「なんだか今、百合百合な事が起きている予感」
初春「私の頭部のセンサーに反応しましたよ!」
垣根「―――ウイちゃん何っていんの?」
突然、変な事を言いだした初春に、
垣根は両手に持ったおそろいのコーヒー入りのマグカップの片方を手渡した。
彼女は、正面のパソコンのモニターから手を放さず、受け取ったマグカップに口を付けて…
初春「―――苦いです。カッキー君」
初春「甘いの3個ほど下さい」
垣根「角砂糖3個か?…入れすぎじゃないか?」
垣根「コーヒーの味が解らなくなるぞ」
初春「いいんです。今は頭使ってるんですから」
初春「カロリーの補給をしないとやってられません」
角砂糖をマグカップに放り込むと、スプーンでガシガシ潰しながらかき混ぜる。
アツアツのコーヒーの温度で、角砂糖は直ぐに溶けて、
凝った入れ方をしたキリマンジェロは、すこし粘度が高くなり、折角の味は甘味に塗り潰される。
初春飾利はかなりの甘党であり、その点だけは垣根とは趣味が合わない。
彼はコーヒーはブラック派で、紅茶もストレートで飲む。
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