過去ログ - 上条「…ディアボロ?」9
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397:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/25(金) 00:16:52.23 ID:bnqI3Ysi0

初春「―――ン〜〜まだ糖分が足りません」
初春「カッキー君、そこにシュガーポットがありますね?」
垣根「ああ…あるよウイちゃん」

2人が居るのは、
この『アジト』における『電子情報戦』用に用意された部屋であり、
何台ものパソコンと、その他電子機器が多数設置され、
初春以外にも、何人かの御雇ハッカー達が共同で『仕事』を行っている。

垣根はそんな彼らの背後で、
持ち込んだ机の上でコーヒーを淹れていた。
彼なりに拘って豆を選び、自分で挽いた御手製コーヒーである。
その深い苦味は、残念ながら初春のお気に召すモノでは無かった様だが。

垣根「ほうら…これが…ってウイちゃん。もうコーヒー飲みきってるじゃないか」
初春「ええ…それでイイんですよ」

垣根がシュガーポットを持って初春の隣に行けば、
彼女は既にコーヒーを飲み終えてしまっている。
砂糖だけもらってどうしようと言うのか。

初春「糖分が足りないんですから…直接角砂糖で食べます」
初春「カッキー君、今、ちょっと手が放せないんで…」
初春「食べさせてもらえます?」

初春の予期せぬお願いに、垣根は一瞬面喰うが、
言われた通りに角砂糖を一つ取り出して…

垣根「あーん」
初春「あーん」パク

食べた。それだけではない。
垣根の指先に付着した砂糖の一粒も逃すまいと、
初春の舌が、ペロペロと垣根の指を執拗に舐める。
その間も、キーボードを叩く手は止まっていないのは流石だ。



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