過去ログ - 上条「…ディアボロ?」9
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542:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/26(土) 00:57:12.59 ID:7ePQZcet0

ジョルノと垣根帝督は最初『敵同士』だった。
ジョルノは『スキルアウト』に参加し、
そこで出会った――当時はまだ『スタンド使い』では無かった――浜面と組んで、
『スキルアウト』達を糾合しての『反乱工作』の為に暗躍していた。
その過程で、彼を『始末』に現れた垣根帝督と出会ったのだ。

『正史』において『駒場利徳』率いる『スキルアウト』が、
『グループ』…『一方通行』が参加していた『暗部組織』に討たれた様に、
『この世界』においてジョルノに派遣された刺客が垣根であったのだ。

2人は戦い、結果はジョルノの『辛勝』。
『スタンド』と言う垣根にとっての『未知の力』を駆使した事と、
そしてジョルノが指摘した通り、
未だ『闇』に徹しきれていなかった垣根の『優しさ』が、勝負の明暗を分けたのだ。
しかしジョルノは彼にトドメを刺さなかった。自宅へと運び、手当さえ施した。
ジョルノは、その『スタンド使い』特有の優れた直感力と観察眼で見抜いたのだ。
『暗部』に堕ちながらも『飼い主』へと噛みつく為に研ぎ続けた垣根の秘めたる『牙』を。
そして―――

―――ジョルノ『僕はこの街のトップを倒して、この街を乗っ取るつもりでいる』
―――ジョルノ『大勢の人間の尊厳と命を平然と踏みにじるこの街のシステムを壊すには』
―――ジョルノ『内から喰い破って「乗っ取る」しかない』
―――垣根『いいだろうさ…どうせこの「暗部」に堕ちた時、一度は捨てた命だ』
―――垣根『だとすれば…お前のその馬鹿げた夢に…しばらく付き合うのも悪くねぇ…』

―――その日から2人は『友人』となり、『仲間』となったのだ。



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