過去ログ - 上条「…ディアボロ?」9
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559:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/26(土) 01:49:01.37 ID:7ePQZcet0

垣根帝督はジョルノと初春の2人を交互に見て、思った。
自分は何をくだらない事を悩んでいたのか…『打算』だけを考えてどうする。

垣根「(―――そうだよなぁ…)」
垣根「(それでいいじゃねぇか。カワイイ女の子の笑顔の為に戦う)」
垣根「(たまにはそんなファンタジーでメルヘンな話も悪くはねぇか)」

どの道、『ネオドレス』とは戦わなければならない。
連中の『研究』がいずれ、『アレイスター』の『武器』となるのならば、
それが未だ完成せざる、今の内に、潰してしまうに越した事は無い。
その『武器』を横取りすような事が出来無かったとしても、
少なくとも、この街の『闇』を一つでも潰す事が出来るのならば…

垣根「(それだけでも充分『戦う理由』になる)」

垣根「(俺はクソッタレの外道野郎だと今でも思ってる)」
垣根「(俺は俺の為に大勢の人間を犠牲にしてきた…それは消せない過去だ)」
垣根「(だけどな…そんな俺でも…)」

垣根「(時にはやってみたいと思うもんだぜ…『ヒーロー』ってヤツを)」
垣根「(『打算』も『損得勘定』も無しの…な)」

垣根「―――OK2人とも」
垣根「いいだろうさ。カッコイイ所を見せてやるよ」

そう、垣根は爽やかに笑った。



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