626:『究極生物編』:第10話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/26(土) 17:30:51.47 ID:7ePQZcet0
―――『8月16日』『午後3時半』
―――『第7学区』『「カモッラ」の第3のアジト』
垣根「さっき下っ端から連絡があった」
垣根「例の『研究所』…『ネオドレス』の本拠地から」
垣根「3両の兵員輸送車が発進したってな」
垣根は、銃器の手入れをするジョルノと絹旗にそう、
『集英製薬医科学研究所』へと張り込みに行った浜面からの連絡を伝達した。
ジョルノの手の内には組み立てられている一丁の自動拳銃があり、
絹旗は、ブルバップの突撃銃に、弾倉をガチャリと押し込んだ。
ジョルノ「この『アジト』に向かって来ているんですか?」
垣根「それはまだ解んねぇ。下っ端が『気配』を消して、尾行している所らしい」
垣根「行き先に見当がついたら…また連絡する…と、よ」
浜面の『黒い琥珀の記憶(メモリー・オブ・ジェット)』は、
人間の『五感』を騙し、指定した対象の気配を遮断する。
これ程『尾行』に向いた能力は早々あるまい。
絹旗「超早い『おかわり』ですね」
絹旗「昨日の晩の攻撃で…随分と戦闘要員を殺されたと思うんですが」
『バオー』によって殺された連中の戦闘員は数多く、
加えて『駆動鎧』を2体も潰され、『生物兵器』もかなりの数を始末されている筈だ。
それからまだ24時間も経っていないのに、もう、直ぐに追撃部隊を出してくるとは…
垣根「『ネオドレス』は、数ある暗部の研究組織でも有数の規模を持っている」
垣根「『装備』も『人員』も『物資』も驚くほどに潤沢だ」
垣根「加えて…連中が『外部』に応援の要請だって出来るんだ」
絹旗「『アイテム』…とかにですか?」
垣根「そう言う事だ。連中なら俺達の『始末』とかにはうってつけだろう」
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