過去ログ - 上条「…ディアボロ?」9
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650:『究極生物編』:第11話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/26(土) 21:35:03.81 ID:7ePQZcet0

―――『同じころ』

―――『集英製薬医科学研究所』

霞の目「ちっ…統括理事会め…アレイスターめッ!」

『霞の目博士』は、
自室のマホガニー製の頑丈な事務机を叩きながら、苛立たしげに舌打ちをした。

余りに全ては想定外であった。
まさか『スメルシュ』が壊滅し、『ハンター部隊』に至っては殆ど全滅。
投入した『新生物兵器』はことごとく撃破され、『駆動鎧』さえ撃破された。
―――そしてそれを為したのが…

霞の目「『バオー』が目覚めていただと…」
霞の目「有り得ん事だ…余りに『早すぎる』ッ!」

彼が『父』より受け継ぎ、『学園都市』の技術を吸収して、より素晴らしい進化を遂げた『バオー』だとはッ!
それもあまりに『早すぎる覚醒』を遂げた『武装現象』を遂げてッ!

霞の目「(『スメルシュ』が壊滅したのがまずかった…)」
霞の目「(これで今回の一件を…我が『ネオドレス』の手の内の中だけで済ませるのは不可能になった!)」

『カモッラ討伐』ならびに『バオーの捕獲または焼殺』の主導権は、
もはや完全に『マージナル』…さらに言えばその上の『統括理事会』であり、
その真の支配者である『アレイスター=クロウリー』へと移っていた。
今『ネオドレス』が出来る事は、『マージナル』や『アイテム』の後方支援をする事だけなのである。

霞の目「(ふざけるなッ!『バオー』は私の父が創り上げた物であり…)」
霞の目「(そして今は…この私のモノなのだッ!)」



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