652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/26(土) 21:54:25.55 ID:7ePQZcet0
―――『新生物進化実験(アルティメットシフト)』
この実験計画の『表向き』の理由は、『SYSTEM…すなわちレベル６の肉体面からの追求』であり、
最終的にはその研究成果は『統括理事会』、そして『アレイスター』へと捧げられるべきモノ。
しかし…研究の首班である『霞の目』にとっては、
それは研究資金と資材を『学園都市』から引き出す為の『建前』に過ぎず、その『真意』は別の所にある。
霞の目「(『マージナル』や『アイテム』は必ず…『バオー』を回収するだろう)」
霞の目「(それは…『バオー』の秘密が『ネオドレス』の外部に漏れる事を意味している…)」
霞の目「(それだけは避けねばらないッ！私と父の『夢』が…果たされるその前に…)」
霞の目「(『バオー』が私以外の誰かの手に渡るなど…許される事では無いッ！)」
『霞の目』の『バオー』研究の真意は…『父』から受け継いだ親子二代の『夢』の実現にある。
霞の目「(『究極生物』を作り上げると言う『夢』…)」
霞の目「(『超能力者』などとは別の…『真の意味』で『究極の肉体』を備えた…『究極生物』を作り出す事ッ！)」
―――今から遠い昔の事
―――あれは『1939年』の事であった。
『一体』…それは『一匹』でも『一人』でも無い…『一体』としか数える事の出来ぬ、唯一無二の存在…
『一体』の『カーズ』と言う名の『究極生物(アルティミット・シィング)』が誕生し、宇宙へと永遠に放逐された。
その誕生の瞬間を目撃したのは、
『SPW財団』の創始者『ロバート＝Ｅ＝Ｏ＝スピードワゴン』であり、
『ナチスドイツ』所属の大佐、『ルドル＝フォン＝シュトロハイム』であり、
『偉大なる血統の勇者』である若き日の『ジョセフ＝ジョースター』であり、
彼らに付き従った『ナチスドイツ武装親衛隊』と『SPW財団特別科学戦闘隊』の面々であり、
そして、その『SPW財団特別科学戦闘隊』の中には…一人の『日本人』の青年が、
後に『ドレス』が誇る最高の科学者となる、『バオー』の創造主、先代『霞の目博士』が確かに参加していた。
1002Res/338.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
