810:『究極生物編』:第11話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/27(日) 18:41:29.26 ID:fXmPbMnd0
絹旗「大丈夫ですかジョルノ!」
ジョルノ「ガハッ!……肋を…何本か…」
ジョルノ「やられました…幸い…肺には突き刺さっては…いませんが…」
絹旗は引き摺り上げたジョルノと共に、
一旦その場から跳躍、再度潜行したセッコから距離をとる。
絹旗「だったら無理に喋らなくていいです」
絹旗「超厄介な敵です…地面から出て来た時しか攻撃が通じず…」
絹旗「そこを突こうにも『スピード』も『パワー』も上と来たッ!」
ジョルノは口から血を吐きつつ、
立ち上がろうとするが、見るからに重傷である。
折れた肋骨は肺に突き刺さってはいないと言うが…これ以上無理に動けば、それもどうなる事か…
絹旗「ジョルノは動かないで…『索敵』に集中してください」
絹旗「私一人だと…荷が重いです。浜面を今呼び出しますッ!」
『一対一(サシ)』なら兎も角、
怪我人を抱えてあの敵とやり合うのは明らかに分が悪い。
ここは怪我人を安全に離脱させられる浜面を呼び戻すしかない。
絹旗「浜面…聞こえてますか!」
絹旗「浜面ッ!どうしたんですか!?」
―――しかし浜面は『呼び出し(コール)』に出ない。
無線機の故障か?いや…無線機は動いてる…ならば何故?
だが、絹旗がそんな疑問を解消するよりも早く…
セッコ「後ちょっとの所でよぉォォォォ…」
セッコ「逃げ出すとはよぉぉぉ…『ウブな事』をしやがってよぉぉぉ」
『ハンディカム』を手にしたセッコが、地中から姿を現す。
絹旗「超ピンチですが…」
絹旗「やらせてもらいますッ!」
絹旗はそんなセッコへと正面から向き直り、その手と足を構えた。
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