874:『究極生物編』:第11話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/27(日) 22:27:27.55 ID:fXmPbMnd0
一先ず、彼が逃げ込んだ先は、この辺りにはゴロゴロしている廃棄ビルの一つ。
この辺りは…いわゆる『再開発予定地』であり、あるのは廃ビルか廃屋ばかり。
民間人や不幸な通りすがりを巻き込む危険性こそ無いが…
浜面「(逆に言うと人ごみに逃げ込む事もできねーーー…)」
浜面「(俺一人で何とかするしかねーぜチクショーッ!)」
元はショピッングセンターなりデパートなりであったのか、
建物の中央は吹き抜けになっていて、動かないエスカレーターが、
その吹き抜けの外周を這うように配置されている。
そんなエスカレーターを駆け昇り、3階まで到達すると、そこで一旦、一息をついた。
浜面「(ヤロー…追ってきてるかなぁ…まあ追ってきてるんだろうけど…)」
エスカーレーターの陰から、廃ビルの入り口を覗えば…
アヴドゥル「…………」
割れたガラス戸を開けて、フードの追跡者が現れる。
その隣では、相変わらず『赤の鳥人』が、
その手に自分の気配を探っているらしい、火炎のオブジェを携えている。
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