過去ログ - 上条「…ディアボロ?」9
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946:『究極生物編』:第11話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/02/28(月) 13:31:12.82 ID:PztFHlB00

>>910からの続きです

『チョコラータ』と言う人間は、その人間性の全てが『悪意』だけで成り立っている人間である。
崑崙に住まう仙人達は『霞』を食べて生きていると言うが、
この『チョコラータ』は他人の『絶望』と『恐怖』を喰らって生きている。

その限り無く歪んだ『好奇心』は他者の『死』と『苦痛』を観測した時にのみに、
自身を『神』に錯覚させる程の『全能感』を彼に与え、至上の『幸福』を引き起こすのである。

数々の人間を『人体実験』と『拷問』で『死』…あるいは『自死』へと至らしめ、
その殆どを『映像』に納めている正真正銘の『サイコ野郎』。

そんな彼にとって『学園都市』とは…まさに『天国』の様な所であった。
『暗部』で繰り返される『人体実験』と『スパイ狩り』…彼にとっては絶好の『餌場』であり『狩り場』であったのだ。

チョコラータ「(うっおとしい『足枷(ボス)』も)」
チョコラータ「(『法律』も『警察』も私を拘束なんかはしない…)」
チョコラータ「(『アレイスター』は自分の『計画(プラン)』に抵触しない限りにおいては)」
チョコラータ「(私が何をやろうと一切の関心を持たないからな)」

―――『チョコラータ』と『セッコ』
『パッショーネ』と言う『職場』兼『首輪』を失い、野へと解き放たれた彼らは…
当初は『ボス』の死後の『ナワバリ争奪戦』に参加し、オイシイ汁を啜ろうと思ったが…途中で手を引いた。
あの『争奪戦』は想像以上の激しさを見せ、これに付き合うのは割に合わないと、機を見て抜けだしたのである。
その判断は正しく、今、生き残っている『パッショーネ』の後継組織が、
『争奪戦』に参加しなかった『ネアポリス』の『ブチャラティーの組織』だけだと言うのが、
チョコラータの観察眼の精確さを良く示していると言っていいだろう。

『チョコラータ』は『異常殺人者』ではあるが『頭』は『良い』。
『32歳』のその時まで、一切の証拠を残さず、数えきれない程の『犠牲者』を出してきた彼である。
しかも、この数々の『殺人』は『スタンド』を用いた物ではなく、純粋に彼の『頭脳』のみで為されたのだ。
『パッショーネ』が彼を拾う切っ掛けになった『治療ミス』も…
『殺人』では無く単なる『治療ミス』としか見なされなかった辺りからも…彼の知性の高さが覗える。

そんな彼とその『ペット』の事を…何処で聞きつけてきたかは知らないが、
拾いに来たのは『アレイスター』の直属の『代理人』であった。



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