過去ログ - キョン「やれやれ――――それじゃあ、零崎を始めるとしますか」【リライト】
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/23(水) 00:09:57.02 ID:tbIK3Yz9o


それにしても、ふむ……。

どうせ皆は部室に集まるのに、ハルヒはわざわざ臨時招集をかけた。

もうこうなったら理由は一つしかないだろう。

俺の視線に気付いたのか、古泉は俺に目配せして、


「いえいえ、プールの件は確かに僕たちの細工ですが、涼宮さんのほうは知りませんよ」


自分から弁解してくるとは怪しいな。


「残念ながら、ひと月に何度もイベントを起こせるほど予算は多くはないのです」

「よく言うぜ。クルーザーと別荘と無人島を買ってたくせに」

「あれは特例ですよ。湯水のごとくお金は使えませんからね」


これでもキツキツなのですよ、と古泉談。

なんでも最近では閉鎖空間の発生が少なくなったため、バイト代も減俸されたそうだ。

古泉に給料支払うくらいなら、俺に思いやり予算を手当てしてくれよ。

不思議散策のたびに奢らされてるせいで、財布の中が寒いんだ。


古泉の言うことを信じるとして、そしたら朝比奈さんの仕業か?


「〜〜〜〜♪」


自分で言っておいてなんだが、それはないだろう。

あの人が属性こそ非日常系(未来人としても美少女としても)だが、根っからの一般人だ。

何かがあったら毎回俺に相談してくれる、可愛らしくも役に立たない人。

なんの気兼ねもなく楽しそうに歌っているんだ、今回の件にはノータッチに違いない。

断言しよう、これから何かが起こっても朝比奈さんが助けになることは間違いなくない。



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