過去ログ - キョン「やれやれ――――それじゃあ、零崎を始めるとしますか」【リライト】
1- 20
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/23(水) 00:22:00.23 ID:tbIK3Yz9o

どうやらそいつは、本当におもいっきりドアに蹴りを食らわしたらしい。

ギイギイと、扉は激しい音を立てて軋んでいたが、ハルヒは気にも留めていない。

早々にキッキングポーズを解いたハルヒがズカズカと入ってくる。


両手にはどっしりとした紙袋を抱えていた。

どうやら手がふさがってたからドアを蹴飛ばしたらしい。荷物くらい置けよ。


「よしよし、みんないるわね!」

「遅れて来ておいて、すまんの一言もないのか」


思わず漏れた小事に、ハルヒはキッと睨みつけながら、


「なによ、あんたはいっつも遅刻してくる癖に」


んなこと言うお前も、俺が来るほんの少し前に来ている癖に。


「うっさいわね。そんな事どうでもいいのよっ」


ハルヒは戸の開く音にビビっていた朝比奈さんにお茶を急かしながら、俺の前に立ち、


「ほらっ、あんたはコレを持っときなさい」


手に持っていた紙袋を押しつけて来た。

悲しき下っ端根性かな、差し出された紙袋を思わず受け取っていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
250Res/190.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice